【便秘】腸内環境も食物繊維のとり方もバランスが大事だった!
便秘というと女性に多い悩み。というイメージがあるのではないでしょうか?
実は加齢とともに腸の老化が進み動きが悪くなって男女ともに便秘になってしまう人が増えてくるんです。
カラダを守ってくれる免疫細胞の70%は腸に集中している!と先日のブログでご紹介しましたね。
腸が元気じゃないと元気に過ごすことができない。と言っても過言ではありません。
現在便秘で悩んでいる人はもちろん、今後便秘にならないために毎日の食事で気をつけてほしいことをまとめてみました。
腸内環境のバランス
腸内バランスとは大腸内にいる細菌構成のバランスをいいます。
<健康な人の腸内>
善玉菌が20%
腸にとって良い作用をする物質を作り出す
悪玉菌が10%
腐敗産物など悪い作用をする物質を作り出す
日和見菌が70%
両方の性質を持っているので、良い働きも悪い働きもします。
通常は善玉菌が優勢ですが、悪玉菌が優勢になってしまうとカラダの不調が表れることに・・・
悪玉菌が優勢になると大変です
悪玉菌が優勢になると腸の動きが悪くなってしまいます。
すると食べたものをうまく消化吸収できなくなることに。
老廃物は腸に残り腐敗や有毒ガスを発生させ、便秘やお腹のハリなど体調不良をおこします。
便秘とは腐ったものを腸内に溜めている状態
考えると恐ろしいですよね。
・便秘
・口臭や体臭、おならのにおいがきつくなる
・肌荒れ、吹き出物
困った症状ばかりです・・・
善玉菌を増やすには、毎日の食事が大切になってきます。
二種類の食物繊維とその働き、バランス
食物繊維をとることが大事ですが、2種類あることをご存知ですか?
片方に寄っていると便秘の悪化につながることもあるので、気をつけてくださいね。
<不溶性食物繊維>
水に溶けずに水分を吸収して膨らむ繊維。
便のカサを増やして腸を刺激して働きをよくしてくれます。
他にもカラダによい作用をもたら善玉菌のエサになりお腹の調子を整えてくれます。
食べ物では、玄米などの穀物、豆類、きのこ類に多く含まれています。
<水溶性食物繊維>
ねばねばとした形状で水に溶ける繊維で、胃腸内をゆっくり移動します。
そのため糖質の吸収をおだやかにしてくれ食後の急な血糖値上昇を抑えてくれます。
食べ物では野菜や果物、納豆、海藻類、こんにゃくなどに多く含まれています。
食事の量が少なく炭水化物(糖質)をあまりとらずに、便のかたまりができない人も多いです。
ただ、食物繊維がいいからといって、水分なしで不溶性食物繊維ばかりをとってしまうと腸のなかで硬い便のかさだけが増え、「膨満感」がひどくなってしまいます。
不溶性:水溶性=2:1
これが理想的なバランスだといわれているので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
便秘になるとカラダの不調があちらこちらに出てします。
腸の中に腐敗したものを留めている状態なのですから、当たり前ですね・・・。
そんな不快な便秘にならないためにバランスをとる大切さをご紹介しました。
これだけではなく適度な運動やストレスをためない事もとても重要です。
しっかり食べてしっかり出す!
薬に頼ることなく自然なお通じを目指していきましょう♪