登録販売者のススメ

専業主婦歴16年だった私が、40歳でドラックストアでアルバイト。2018年、登録販売者試験に合格♪

【日焼け止め】飲むタイプも登場!シミ、シワの原因第一は太陽光です

日焼け、飲む日焼け止め

日焼け止めを使い始めるのは何月ごろからですか?

夏のレジャー時のみ!というイメージだったのは昔で、春先から使い始める人が増えたように感じます。

 

お肌が強いから日焼け止めはいらない!と思っている人もいるかもしれませんが、ちょっと待って!!

何も対策しないと大変なことに。。。

お肌の老化と日焼け止めを選ぶポイントをまとめてみました。

 

 

光老化とは

太陽光線を長期間浴び続けることで、お肌にシミやシワなどが出来てしまう老化現象のことをいいます。

確かにお腹やお尻の皮膚って普段は日に当たっていないから、白くてシミなどないですよね。

肌の老化

年齢を重ねていくとどうしても避けられないのが老化です。

お肌も加齢でもちろん老化していきます。

シミやシワが出来るのは年だから仕方がない。。。と諦めていませんか?

でも加齢による老化の影響は、2割程度ということはご存知ですか?

残りの8割が光老化による影響でお肌にダメージを与えているんです。

太陽光線の種類と性質

太陽光線は紫外線(UV)、可視光線、赤外線の3つに分かれています。

このうち光老化で影響を与えているのが紫外線(UV)です。

紫外線は波長が3つに分かれます。

太陽光線は波長が長いほど皮膚の奥深くまで届く性質です。

皮膚構造は外側から表皮→真皮→皮下組織になっています。

①C波(UVCで短波長)

 波長が短いため上空のオゾン層でさえぎられ地上にはあまり届きません。

②B波(UVBで中波長)

全紫外線の約5%で皮膚の表皮まで届きます

皮膚への影響は強く、赤くなってしまう日焼けで炎症ややけどを起こしていることもあります右矢印シミの原因

③A波(UVBで長波長)

全紫外線の約95%で皮膚の真皮まで届きます

蓄積的なダメージを与える右矢印シワの原因

 

それよりも波長がながいのが近赤外線でこちらは皮膚構造の奥深く皮下組織まで届きたるみの原因になります。

SPFとPA

SPF

UVBを防ぐ効果を示しています。

数字が大きくなるほど効果が高く最大はSPF50+になります。

例えば「SPF15」と書いてある場合は、UVBを浴びて10分で肌が赤くなる人が使うと、その時間を15倍延長して150分は日焼けが起こらない。ということを示しています。

PA

UVAを防ぐ効果を示しています。

4段階の+で示されてます。

PA+ 効果がある

PA++ かなり効果がある

PA+++ 非常に効果がある

PA++++ きわめて高い効果がある

 

紫外線が窓ガラスを通過してお肌にダメージを与えるのは長波長UVAです。

外出しない日でもPAがしっかりあるものを使うといいです。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

紫外線吸収剤とは

皮膚の表面で紫外線を吸収し、科学的にエネルギーに変えて放出することで、お肌の内部に紫外線が侵入するのを防ぎます。

ドラッグストアではこのタイプの日焼け止めが沢山販売されていて、お値段がお手ごろもものもあります。

伸びがよくサラッとしていて、塗った後に白浮きしにくいので人気があります。

ただこまめに塗りなおす必要があり、一度表面とはいえ紫外線を吸収しているのでお肌へのダメージが心配されます。

紫外線散乱剤とは

紫外線を皮膚の正面で跳ね返すことで紫外線が肌に当たるのを防ぎます。

ノンケミカル、吸収剤不使用と書いてあることが多いです。

お肌にやさしいので小さなお子様から使えるタイプや敏感肌の方でもOKと書いてあるものに多いです。

白浮きしてしまうことが残念でしたが粒子を小さくして白浮きしないタイプが販売されています。

飲む日焼け止め

新しいタイプの日焼け止めで飲む日焼け止めがあるのをご存知ですか?

現在大変人気で品切れをしているそうです。

日焼けはお肌だけではなく髪の毛や目からもするので、インナーケアとして飲むタイプと併用している方もいますね。

まとめ

光老化はシミ、シワという皮膚の老化現象を起こします。

場合によっては皮膚がんになることもあるのです。

 

10年後の自分のためにもぜひ日焼け対策をしましょう。