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専業主婦歴16年だった私が、40歳でドラックストアでアルバイト。2018年、登録販売者試験に合格♪

【麻黄湯】春先の急な高熱はインフルエンザ?風邪??

マスク、のど、乾燥

3月下旬、暖かくなったかと思ったら寒さが戻ったりと気温の変化に体がなれず体調を崩してしまうことってありませんか?

時期的にインフルエンザの流行は終わっていても急な発熱などの症状があると、もしかして!?と不安になることがあると思います。

実は我が家でも最近あったんです。

本来は病院へ行くのがよいのですが、それが出来ずに市販薬で対処したことを紹介します。

15才長女の体調不良

前日まで元気でいつもと変わりのない様子だったのが、朝起きてくると喉の痛みと風邪っぽい様子。

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食後に葛根湯を服用。

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夕食時になると何となく元気がない様子とだるい様子

検温すると37.2℃の微熱

大事をとって21時に就寝

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23時頃に寝言を言い始める

発熱でしかも高熱になると、寝言を言うんですよね・・・

これはマズイかも・・・

結局夜中も数回寝言を言う

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翌朝布団の中で横になっていても、頭痛がする

検温すると38.0℃!!

喉の痛みと声がかれていて、話すのも大変そう

 

インフルエンザ?ただの風邪??

まわりでインフルエンザが流行っている様子はないものの、時期的にまだインフルエンザを疑ってもよい時期ですよね。

発症後6時間以上で陽性反応が出ることもあるようですが、今年次女がインフルエンザになりかかった小児科では発症後12時間~24時間での検査を進めていました。

 

www.tohan-susume.com

小児科へ検査に行くには早すぎるし、12時間以上を待っていると週末だったので当番院へ行くことに。

当番院は待ち時間がとにかくかかるので今回は市販薬に頼ることにしました。

 

インフルエンザの疑いがあっても飲める薬

頭痛と発熱があったのでインフルエンザの時でも飲める解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンで出来ているタイレノールのみ

15才未満はNGなお薬ですが、長女は15才なのでOKです。

しかし他にも咳なども出始めていたので麻黄湯を使いました。

実際インフルエンザに子供がなり小児科で麻黄湯を処方されることがあるそうです。

小児のインフルエンザと麻黄湯

 麻黄湯も漢方薬ですので、体質【証】によっては内服が適切ではない場合もあります。
 本来、麻黄湯の体質【証】は、本来比較的体力があり、体格が良く、冷え等を持っていない実証タイプの人に使います。そのため、成人であれば、女性などの冷えが内在している人にとっては、麻黄附子細辛等などの方が適していると考えます。

麻黄附子細辛湯のコラムはこちらをご覧ください

 しかし、小児には麻黄湯が良く効く場合が多く見られる様です。
 なぜかと言うと、子供の体というのは、実は熱のかたまりです。子供で冷えを訴える子は少ないですし、雪など降った時などは、うきうきして外で遊びたがります。中年以降になるとこうはいきません。それだけ、小児は熱が多い=実証傾向にあるといえます。
 そのため、実証の漢方である麻黄湯が良く効くのです。
 抗インフルエンザ薬との併用も全く問題はありませんので、安心です。

(引用:https://www.parksideclinic.jp/colum/maouto.html

 

 

麻黄湯を服用してみた結果

麻黄湯を一日服用すると解熱し、頭痛がおさまりました。

だるそうで話すことも億劫そうな様子がよく話しをするようになり見るからに体調が回復した様子に!

麻黄湯のお陰なのか自己免疫力によるものなのかはわかりませんが、ホッとしました。

その後他の家族が体調不良になることもないので、インフルエンザではなかったのかもしれません。

 

麻黄湯とは

古くより風邪の初期症状に使われてきた漢方です。

寒さによって毛穴が閉じ体内のエネルギーや栄養の流れが悪くなり汗が出ず寒気やむしぶしの痛みがおこるもので体を温めて発汗を促すことで寒さを発散させる作用があります。

効能としては体力充実して風邪のひき始め、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗がでないものの鼻かぜ、鼻づまり、気管支炎、感冒などの症状に効きます。

我が家がお世話になったのがこちら↓↓

 

まとめ

インフルエンザは急速に体調が悪くなるのが特徴です。

今回長女は風邪ひいたかな?と言っていたと思ったらあっという間に頭痛や節々の痛みと発熱の症状が出ました。

しかし2月に次女がインフルエンザにかかりその時に免疫ができたと思え、検査をするためにわざわざ当番院へ行くことはしませんでした。

インフルエンザでも効果のある漢方薬として麻黄湯を服用させましたが、漢方薬は体質によって合う、合わないがあるので服用するときは気をつけてくださいね。

市販薬の場合は薬剤師や登録販売者に一度相談することをおススメします。