【インフルエンザ】まさか腰痛の薬が!熱を下げたいときに飲んでいい市販薬
インフルエンザが流行していますね。
「注意報」レベルになったとニュースでみました。
パート先のドラッグストアに併設されている調剤薬局でも大人の患者さんが増えてきているそうです。
周りでインフルエンザが流行っていて高熱が出た場合は病院を受診するのが望ましいですが、それができない時もありますよね。
そんな時に飲んでもよいお薬について以前ブログに書きましたが、他にもあったので紹介しますね。
解熱鎮痛剤は沢山ある
以前もブログに書きましたが熱を下げる成分には沢山の種類があります。
イソプロピルアンチピリン
解熱・鎮痛の作用が比較的強いが、抗炎症作用は弱いです。
市販薬では唯一のピリン系解熱鎮痛成分。
サリチル酸系解熱鎮痛成分
いくつかありますがよく市販薬に配合されて
いるのがエテンザミドです。
痛みの伝わりを抑える働きがあります。
イブプロフェン
胃腸への影響が少なく、抗炎症作用があります。
頭痛・生理痛などに対する市販薬によく
入っています。
アセトアミノフェン
中枢性の作用により解熱・鎮痛をもたらすため
末梢における抗炎症作用は期待できません。
15才未満の子供に使うことができるには
この成分のみです。
アセトアミノフェン
インフルエンザの疑いがあるときに飲んでもいいのは、アセトアミノフェンのみです。
市販薬ではこちらの商品になります。
こちらの商品一択!と書きましたが、他にもアセトアミノフェンのみの商品がありました。
ラックル
ラックルの効果・効能を見てみましょう。
腰痛・神経痛・関節痛・肩こり痛・筋肉痛・捻挫痛・頭痛・外傷痛・骨折痛・歯痛・咽頭痛・生理痛の鎮痛・悪寒・発熱時の解熱
パッケージを見ると大きく腰痛・神経痛に早く効く!
と記載されているので解熱効果があるイメージがわきにくいです。
- ジャンル: 医薬品・コンタクト・介護 > 医薬品 > 肩こり・腰痛・筋肉痛の薬 > 第二類医薬品
- ショップ: ケンコーコム
- 価格: 1,269円
しかし成分を見てみると、アセトアミノフェンなんです。
実際ラックルQ&Aにもアセトアミノフェンが使われていることが記載されています。
ラックルQ&A|飲む腰痛薬への良くあるご質問|腰痛、神経痛にラックル
効果・効能に記載されている順番にお薬が効くわけではないです。
だから生理痛の鎮痛や発熱時の解熱剤として利用してもOK。
重要なのは成分です。
ラックルはアセトアミノフェン。
まとめ
お薬を買うときパッケージを見て決めませんか?
私は今までずっとそうしていました。
しかし大事なのは成分です。
入っている成分の効果や効能が分かるようにお薬の外箱に書いてあるものも最近は増えました。
ドラッグストアの人に相談して買うと高いものをススメられそう。。。と実は思っていた私。
しかし登録販売者の資格をとり相談を受ける側になると、症状にあわせてお薬を選ぶことは大切ですしお客様にもススメたいと思っています。
皆さんも疑問に思うことや不安があるときは薬剤師や登録販売者に一声かけてみてくださいね。
ススメられたお薬を必ず買わなくてはいけない。ということはないので安心してください♪