【エナジードリンク】元気になる?実は飲むほどカラダが疲れるだけ!
若者を中心に人気のあるエナジードリンク。
飲むと元気になる!
眠気が覚めて勉強がはかどる!
長女のクラスメイト(中3)は愛飲しているそうです。
エナジードリンクに効果があるのか?
子供たちも興味を持っているので調べてみました。
エナジードリンクの分類
私の勤めるドラックストアでもエナジードリンクは販売しています。
分類としては清涼飲料水。
清涼飲料水とは食品衛生法によると乳酸菌飲料、乳および乳製品を除くアルコール分が1%未満の飲料と定義されています。
ジュースだけでなくお茶やトマトジュースなども同じカテゴリーになります。
滋養強壮や栄養補給を目的に栄養ドリンクが販売されていますね。
こちらは医薬部外品としてコンビにでも売っていますし、ドラックストアなら医薬部外品や医薬品と表示されたものが売っています。
この医薬部外品や医薬品になると入っている成分の効果効能を表示することが可能になります。
ということで、エナジードリンクは眠気が覚めます!とか元気になります!!と表示して販売することはできないお品になります。
カフェイン
エナジードリンクの成分内容を見てみると、カフェインが入っています。
このカフェインの濃度がとても高いか?というと、エナジードリンク一本でコーヒー1~2杯分程度。
これを濃いと思うかどうかは、飲む人のカフェイン耐性によるのではないでしょうか。
普段からコーヒーを飲むと眠れなくなる。という人には、エナジードリンクを飲んで眠気覚ましの効果を感じる可能性が高いと思います。
大量の砂糖
エナジードリンクには砂糖も入っています。
コーラー同等量の砂糖が入っているので、問題はない!という人もいますが、そもそもコーラーにはどれくらいの砂糖が入っているのかご存知ですか?
500mlペットボトルで砂糖の量は56.5g
角砂糖にすると約14個分
コーラーに限らず炭酸飲料は炭酸が抜けた後に飲むと驚くほどの甘さですよね。
炭酸が入っているとその驚愕の甘さを感じずに飲んでしまえるので恐ろしいです。
大量の砂糖をとることがよくない理由は血糖値が急上昇するためです。
脳はブドウ糖をエネルギーにするので砂糖を摂取するといいような気がしますが、急激に上昇した血糖値はインスリンによって急激に下がります。
このふり幅が広いと実は体には大きな負担に。
急激に下がった血糖値を脳は上げようとして砂糖が欲しくなるという悪循環に陥ることに。
これが砂糖依存症ですね。
砂糖依存症の心配はエナジードリンクだけでなく、他の炭酸飲料水などでも気をつけることです。
まとめ
エナジードリンクはカフェインと砂糖が沢山入ったジュースです。
カフェインに弱い人には頭がシャキッとして眠気覚ましの効果がありますが、普段からコーヒーを飲んでいる人には特に大きな体への変化は感じられないと思います。
また沢山の砂糖が入っているので脳の活動は一時的には活発になるかもしれませんが、長時間続くことはないです。
急上昇した血糖値はインスリンで下げられるからです。
むしろカラダへの負担は大きく疲れるだけ!
毎日飲んでいるという長女のクラスメイトはどれくらいの量を飲んでいるのか不明ですが砂糖依存症やカフェイン中毒にならないか心配です。。。
疲れているのなら栄養のある旬の食べ物を食べしっかりと寝る。
これが大事だと思います。
今回エナジードリンクを調べて、子供たちにはジュースに入っている砂糖の多さと沢山砂糖を摂取する危険性について話しました。
絶対に飲むな!とはいいませんが、飲むことへのカラダへの負担や害など理解してごくたま~に炭酸飲料を飲むようにしてほしいです。
私が手に取ったエナジードリンクは子供や妊婦の方へは飲まないよう表示されたので、中学生といえども我が家では禁止です!